やますぎ絶記

日々の絶起を綴っていきます

ChromebookにFirefoxをインストールする記事

まえがき

キワモノガジェットが好きなのでChromebookを買ってしまいました。

 

ブログ書いたりTweetdeckしたりするのにいいかな〜と思って探してたんですが、秋葉原でいい感じのCB3-431を見つけて購入。

 Chromebookって11インチくらいのモバイルノートみたいのが多いんですけど、もうちょい大きいのが欲しいなと思っていたので14インチのCB-431は結構気に入ってます(13インチChromebookがほぼ存在してないので)

 

筆者の環境

  • Chromebook 14 CB3-431
  • バージョン: 73.0.3683.114(Official Build) (64 ビット)

まあこのデバイスについてはまた別の記事で書くとして 、早速ChromeOSにFirefoxをインストールしたいと思います(?)

Firefoxをインストールしよう

ChromebookFirefoxをってどういう意味かって話ですが、最近のChromeOS、正規の方法でLinuxが使えるんですね(Stableチャンネルでいけます)

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設定からLinuxを有効化できる

怪しい方法は()必要ないし、ターミナルからaptも叩けます。これもうLinuxラップトップじゃん

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設定からLinuxをインストールします

Linuxのセットアップが終わると、アプリ一覧に「ターミナル」が出現しています。こんな感じでDebianbashが走ります(すごい)

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bashのバージョン情報

早速Firefoxをインストールしたいと思います。Firefoxのホームページから最新版のLinuxFirefoxをダウンロードします(執筆時点ではfirefox-66.0.3.tar.bz2)

ChromeOSにはLinux用のファイル領域が別で用意されている(Linuxをセットアップしたときに作られる)ので、ダウンロードしたファイルはそちらに移動しておきます(これは普通に「ファイル」アプリからできる)

次に.tar.bz2ファイルをtarコマンドで解凍します。

$ tar -xf firefox.tar.bz2

解凍するとfirefoxというディレクトリができます。これがFirefoxのバイナリファイルで、これをmvコマンドで/usr/local/に移動します。

$ sudo mv firefox /usr/local/

 lnコマンドでシンボリックリンクを作成します。

$ sudo ln -s /usr/local/firefox/firefox /usr/bin/firefox

 このままだとライブラリが足りてなくて起動できないと思うので、dbusを入れる必要があります。

$ sudo apt install dbus

これで、ターミナルからfirefoxコマンドを叩くとFirefoxが起動できるようになります。

まだUIが英語だと思うので、日本語にしたい場合は設定の「Language」の項目から言語を追加する画面で「Japanese」を探して追加、再起動すると日本語になります。

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やったね

※ここで日本語が豆腐になる場合はLinux側に日本語フォントが入っていません。Noto Sans CJKなどを入れるといいと思います

$ sudo apt install fonts-noto-cjk

(参考:Noto Sansのインストール)

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Firefoxのバージョン情報

日本語入力については、Chromebookのセットアップの記事で書きます

今後の課題

  • ChromeOS側にショートカットを配置できていない

タスクトレイでFirefoxのアイコンや名前も表示できてません

  • ChromeOSの表示で日本語タイトルになると文字化けする

ウィンドウ一覧の画面で日本語が表示できていません(これはLinuxアプリ全体?)

  • ちょっと重い?

気がする