やますぎ絶記

日々の絶起を綴っていきます

HUAWEI WATCH GT2に自作のウォッチフェイスを作って導入するまで

※ここに書いてある内容の実行は自己責任でお願いします

ウォッチフェイスの自作

この記事では、お手持ちのHUAWEI WATCH GT2に独自のウォッチフェイスを作成・インストールすることができるかもしれない方法を備忘録も兼ねてメモします。

 Facemaker

https://drive.google.com/drive/folders/1hCZz0B3l9v3xW4wv9LRmwfF8i5skX6GR

 

ウォッチフェイスを作成・エクスポートできるソフトウェアをダウンロードします。WindowsLinuxに対応してるみたいです。私はWindowsでやりました

 

起動して "FACE INFO" を押して対象機種(お持ちのスマートウォッチの機種)を変更できます。そのほか、* がついてる部分は必須項目で埋めないとExportできないので注意です。

 

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GUIは分かりやすいと思うので作成方法の詳細については割愛します。テキストや時計の針など簡単に追加してフェイスを作れます。

 

Facemakerのプロジェクトファイルは .hfm 形式で保存されます。フェイスが完成したら、"EXPORT" を押してファイルをエクスポートします。スマートウォッチへのインストールには、エクスポートで吐き出されたファイルのうち .hwt というファイルを使用します。

 

色々な人が作ったHWTファイルを配布している所もあるみたいなので自作でなくとも様々なウォッチフェイスを導入することもできそうです。

 

AmazFit

https://amazfitwatchfaces.com/huawei-watch-gt/fresh

 

スマートフォンからHWTを転送

 

ここから、作成・ダウンロードしたHWTファイルをスマートフォンからスマートウォッチにインストールする作業を行います。まずスマホにFacemakerでエクスポートしたファイル(一応フォルダごと)をコピーしておきます。

 

BETA版のヘルスケアアプリと中国のアカウントとして登録されたHUAWEI IDアカウントが必要になります。

 

HUAWEI IDを登録

https://id1.cloud.huawei.com/CAS/portal/userRegister/regbyemail.html

もしかしたらシークレットモードで開いたほうがいいかも

 

上の登録ページから「国・地域」で中国を選択して新たにアカウントを作成します。SMS認証が必要なので、中国の電話番号を使ってSMSを受け取れるやつとかを使って確認コードを受け取りました。別に中国の番号じゃなくてもいいかもしれない

 

既にヘルスケアのアプリが入っている場合は、ログアウトしてアンインストールするか、別の端末でHMSとヘルスケアのBETAをインストールしてください。

 

Health_10.0.1.021-wearBeta .apk

https://mega.nz/#!w6xCSQzY!a63AIraZwiZx6i6EYACPUg4RPwkoGgifDd1B4IUC_Og

 

端末の言語設定をEnglishに設定し、apkファイルからアプリをインストールします。いくつかの権限が要求されるので許可します。起動したら先ほど登録した中国のHUAWEI IDでログインし、腕時計をペアリングしなおします。

 

次に、"Devices"からペアリングしたデバイスを選択し、Watch facesの"More"を押します。右上のメニューを押すと「Upload watch faces」というボタンが押せます。通常のヘルスケアアプリでは出現しません。

 

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※ここでこのボタンが出現しない場合は、"Privacy statement"を選択、一度 "Disable HUAWEI Themes service" してからもう一度実行してみてください。

 

ファイルを選択するダイアログが表示されるので、スマートフォンにコピーしたHWTファイルを選択します。これでインストールが完了すれば、腕時計にウォッチフェイスが表示されるはずです。

 

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インストール完了!

 

ここまで来れば元のヘルスケアアプリに戻しても大丈夫な気がします。